子連れで目指せ、エアーズロック(第12日目)2009/06/17 22:00

いよいよエアーズロック(アボリジニの言葉で「ウルル」という)に到着する日だ。

スチュアートウェルからエアーズロックのキャンプ場のあるユララまでは約350kmあるが、長距離の移動もだいぶ慣れてきてさほど苦にはならない。

ユララまであと150kmほどのところであのユニークな形状のエアーズロックが姿を現わした。9年ぶりに見るのだが、当時の記憶はもうあまり無く、新鮮な印象。

ユララのキャンプ場に到着後、早速エアーズロックに行ってみた。
エアーズロックはアボリジニの聖地のため、彼らは観光客が登山をすることを嫌悪しているとのこと。だが、観光客は屈託なく楽しげに登山に挑戦している。
9年前に私と妻も登ったが、かなりの急坂で岩肌も滑りやすく、小心な私はひょっとして俺はここで命を落とすのではないかと観念した記憶がある。
そんな急坂を4歳児が登るのは極めて危険なので、僕も登りたいと主張する息子を説得し、30mくらいの高さの岩場で我慢させた。

夜は星空観測のツアーに参加。日本語ツアーは夜遅い時間しかないので、午後8時20分からの英語ツアーに参加した。
息子は連夜私と星空撮影をしていつのまにか星空大好き少年となり、夕食をすませたあとそわそわと落ち着かない。よほど楽しみにしているらしい。

ようやくツアーバスに乗り観測場所に着いたが、ほどなく「僕はもう眠い」と、あとはおんぶにだっこ。
4歳児らしいオチをつけてくれた。(笑)