子連れで目指せ、エアーズロック(第2日目)2009/06/07 18:27

ケアンズ空港に着いたのが早朝6時、ダーウィン行きの飛行機に乗り継ぐのだが、それまで6時間もある。

空港のソファで仮眠をとりたいところだが、息子がそんなことを許すわけもなく、空港でぶらぶらと時間をつぶすことになる。
機中で5時間程度しか寝ていないはずなのに、子供っていうのは元気な生き物である。そんな息子も9時過ぎには力尽きてソファーで寝てしまった。

昼寝のあと空港のバーガーショップで昼食をとった。
空港のバーガーショップというと日本人の感覚ではマックなどのチェーン店が効率的に多くの客をさばくわけだが、ケアンズのような小さな空港のバーガーショップはチェーン店のような雰囲気はあまりなく、客の注文を受けてから肉を焼き始めるのだ。こうしたスタイルの店は町でもよく見かけるが、ボリュームたっぷり、できたてのハンバーガーを食べられるので、私はこうした店がお気に入りである。

しかし、ケアンズ空港のこの店は店員が2人しかおらず、この2人で全てをこなすわけだ。ポテトを揚げ、肉を焼き、パンに野菜をはさみ、飲み物を注ぎ、レジをたたき、、そんな具合だから客が5人も来るとてんやわんや。私も30分は待たされてしまった。
客の注文をしっかりと把握していないみたいだし、肉が生焼けで文句を言う客も出てくるし、店内は半ばパニック状態。ついには「もう肉は無くなった。今日はこれでおしまい。」と看板の電気を消してしまった。まるで喜劇みたいなシーンである。

想像するにいつもよりも店員が少なかったのではなかろうか。しかし、国際空港のバーガーショップがこんな具合なわけで、とても大らかな国民性の表れのように思える。短気な私がいらいらを通り越して、呆れて笑ってしまった。
オーストラリアのこんなところに好感を持ってしまう私である。