スーパーマーケット(第56日目)2011/03/02 23:56

車上であれ部屋であれ、この旅ではほとんどキャンプ場で過ごしてきた。
キャンプ場での食事は当然自炊となる。
面倒くさくなると車で持ち帰り(Takeaway)のフィッシュ・アンド・チップス、ピザ、チャーハン等で済ませてしまうが、多くは自炊をしていた。

そのために食材を調達するわけで、頻繁にスーパーマーケットで買い物をすることになる。
私は以前から旅行をすると現地のスーパーマーケットの店内をぶらぶらと見て回るのが好きだった。何故かというと、スーパーマーケットには
現地の文化や生活感があふれているのでとても面白いのだ。
今回は現地のスーパーマーケットについて気が付いたことを書いてみよう。

よく見かけるスーパーマーケットは、カウントダウン、パックンセイブ、ニューワールド、ウールワース、フォースクエア。それぞれにそれなりの特色があるようだ。
パックンセイブ:価格破壊店 フォースクエア:小さな町に展開する小さなスーパー 等々

日本のスーパーマーケットとの違いを挙げてみよう。

(1)営業時間
けっこう早朝から開店している店が多い。朝7時から開店している店も珍しくはない。日本でも都会では24時間店もあるし早朝開店も多少ながらあるようだが、妻に言わせると日本はまだまだのようだ。

(2)量り売り
日本で量り売りというと肉くらいしか頭に浮かばないが、こちらの量り売りは充実している。
野菜はほとんどが量り売りしているので、ニンジン1ヶでもタマネギ1ヶでもOKだ。日本も1ヶ○○円で売ってはいるが、こちらはきちんとレジで目方を量って計算するので、少量だから割高ということはない。
野菜のほかにはお菓子の量り売りが楽しい。ナッツやプレッツェル、キャンディなどを好きな量だけ買うことができる。おかきのようなものもあったりする。パックンセイブのお菓子量り売りは充実していて、2~30種類のお菓子を揃えている。
量り売りは欧米(ヨーロッパ、アメリカ、カナダ等)では当たり前のようで、旅行者としては試しに少量買うことができて非常にありがたい。
日本のスーパーマーケットが量り売りをしないのは何故だろうか。店側が効率を優先しているのだろうか、それとも消費者側がせっかちで好まないのだろうか。

(3)品揃え
その土地でよく食される品目は当然ながら品揃えが豊富で多くのスペースを使っている。
目に付くのは、チーズ、ハム、パン、ワイン、ビール。そしてポテトチップである。
一方、魚売り場は肩身が狭い。ほんの数種類の魚の切り身しか置いていないスーパーマーケットが多い。(パックンセイブは比較的多くの魚を置いている。)
日本関連の品揃えも最近は増えているようだ。醤油等の調味料、カレー、ラーメン、豆腐等々。小さな町にもハウスバーモンドカレーが置いてあって意外に感じることがあった。しかし、誰が買うのかは謎である。
あと品揃えで感じるのは惣菜部門の品目が少ないこと。置いてあるのはチキンの丸焼き、サラダ(量り売り)程度でサンドイッチを置いてあるスーパーマーケットがたまにあるくらいだ。消費者が必要としないから置いていないのだとは思う。調理が簡単(肉を焼いてサラダをそえる程度)だからなのだろうか?それともニュージーランドの主婦(主夫)は調理が大好きなのだろうか?

スーパーマーケットは暇つぶしに最適な場所なのであった。

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