ワイルドな人々(第57日目)2011/03/03 22:09

今日は、いや今日も海で遊んだり釣りをしたりとのんびりとしていた。

旅を振り返ると印象に残るのはニュージーランドの人々のワイルドというか、アクティブな行動ぶりである。

思いつくままに挙げてみよう。
・キャンプ場では男性はすぐに上半身裸になるし、女性もバスローブだけで闊歩している。
・キャンプ場では虫がいようといまいと夜遅くまで屋外(車外)で過ごしている。
・町では男女を問わず裸足の人が珍しくない。
・公園にはトランポリンやアスレチックが当たり前のように置いていある。
・海や川では子供たちが飛び込みをする姿がよく見られる。
・普通の兄ちゃん、姉ちゃん、おじさん、おばさんが当たり前のように入れ墨(TATOO)をしている。
・ボートを引っ張って走る車が珍しくない。
・水上スキーやパラセイリングが珍しくない。

ネットで調べてわかったが、バンジージャンプを初めて商業的に(つまり客からお金をとって)始めたのはニュージーランドだという。
彼らの行動ぶりを見て納得である。

そうした彼らの行動ぶりはやはり豊富な自然と表裏一体のものなのだと思う。
オークランドという大都会からでも車を30分か1時間も走らせればもう大自然である。彼らにとっては自然が身近というか日常なのではあるまいか。当然自然とたわむれる遊び(トレッキング、ボート、カヌー、釣り等々)をしたくなる。

さらに感銘を受けるのは、年を取っても彼らはワイルド(アクティブ)であり続けている。
2月以降は夏休みも終わってキャンプ場に子供は少ないが、代わりに年配の人たち(老人)がキャンプ場を占拠している。
キャンプ場のトイレでパンツ一丁で髭を剃っている老人の姿を見飽きるくらい見たし、浜辺で大きなラジコン飛行機を操縦する老人、
海にモーターボートで繰り出す老人、美味しそうにアイスクリームを頬張る老人等々。

いつまでも子供のような老人、魅力的である。