ワイタンギデー(第32日目)2011/02/06 19:58

今日、2月6日は日曜日だが、ニュージーランドではワイタンギデー(建国記念日)という祝日である。

1840年のこの日にイギリスとマオリが条約をワイタンギ(北島北部の町)で結んだという。
条約の内容は以下のとおり。
1.ニュージーランドの主権はイギリス国王にある。
2.マオリの土地所有は引き続き認める。
3.マオリはイギリス国民としての権利を認められる。

マオリはニュージーランドの原住民(先住民)で、ニュージーランドの総人口の15%程度を占めるという。
一方、オーストラリアの原住民(先住民)のアボリジニはオーストラリアの総人口の2%に過ぎない。

同じ原住民なのにこの差は何なのだろうかと不思議になる。
ニュージーランドを旅していて感じることだが、地名にマオリっぽいものが非常に多い。
オークランド、クライストチャーチ、クイーンズタウン、ネルソンといった大きな町は西洋名が多いのだろうが、小さい町は
圧倒的にマオリ名が多いような気がする。
今滞在しているのはPoharaという町だし、近くの大きな町はTakaka。
アボリジニに比べマオリの存在感が大きいような気がするのだ。

では何故か?
マオリの方が優れた部族で交渉上手だった?勇敢な部族だった?
素人が考えてもこのくらいのことしか思い浮かばない。

正解は
http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa3872345.html
理由は3つあるが、私の想像(交渉上手、勇敢)は3番目の理由にちょっとだけ重なっていた。

(今日は旅で初めて釣りをした。)