追悼2008/06/24 19:32

今日は真面目な話。

ゴルフ仲間のK君が40歳の若さで21日(土)に急逝した。今日は彼の告別式だった。
彼は子供好きで3人の子供がいた。(10歳長女、9歳次女、4歳長男)
以前彼に「僕は1人の子育てでもたいへんなのに、君は3人もすごいねぇ。」と言ったところ、彼は「でも子供は可愛いですからねぇ。」とはにかみながら言ったのが記憶に残っている。

つい3週間前に一緒にゴルフをしたK君。急死の連絡を受けても現実味が沸かなかったが、棺に入っているK君を見て、ああ彼は本当に死んでしまったのだ、と実感した。控えめでおっとりしているがなかなかのファイトマンだったK君。
思い残すことは多かっただろう。ただただ安らかに眠ることを祈るのみである。

棺に入ったお父さんを見て最後のお別れで泣きじゃくる子供たちが参列者の涙を誘った。
上の子供(10歳、9歳)と下の子供(4歳)ではどちらが可哀想なのだろうかとふと思った。最初は上の子供の方が死の意味がわかるだけに可哀想だと思ったが、いや下の子供の方が可哀想なのではないかと思い直した。上の子供はお父さんの思い出というかけがえのない宝物を持ち続けられるが、下の子供にはそれがない。。。

ウチの息子は今3歳。私だっていつ何が起こるかわからない。せめて息子が父の記憶をしっかり持てるようになるまでは、などと思ってしまう。

最後の挨拶でK君の長女が泣きながら手紙を読んだ。「お父さんと約束したとおり中学生になったらソフトボール部に入ってレギュラーになります。」
私も子供にしっかりとした目標を持たせられる父親になりたいと思う。

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