朝の光景2008/07/02 21:28

<①一番よくあるパターン>
私は朝に強いタイプだ。ただ、通勤時間がこちら(宮前区)に引っ越してきてから倍増したり、週に2回息子の寝かし当番があったりして、最近は就寝の時間が遅くなったために、以前ほど早起きはできなくなった。それでも6時くらいには起きるので、家族3人(私、妻、息子)の中では一番早く起きることが多い。

私は朝起きると自分の部屋でパソコンをいじったり本を読んだりするわけだが、ほどなく息子がドアを開け、目をこすりながら「おはようございます」と言いながら入ってくる。
息子はソファに腰をおろし(よじ登り)、昨日あったこととか脈絡も無く話し始める。ともかくもおしゃべりな息子である。そして、程無く私を誘って遊び始めるのである。

<②滅多にないパターン>
私が前の晩に残業で深夜帰宅だったり、飲みすぎたりして、稀に朝寝坊をすることがある。朝寝坊といっても7時過ぎに起きるくらいだが、そういうときはさすがに妻と息子は先に起きている。息子は朝食の準備を手伝ったり、朝から妻にべったりである。

<③たまにあるパターン>
②ほど珍しくはないパターンだが、一番困るパターンである。それは息子が寝坊して最後に起きてくるときである。息子が寝室からそろーっととても不機嫌そうに出てくる。
以前は何故不機嫌なのかわからなかったが、最近ようやくわかってきた。負けず嫌いの息子は3番目(一番最後)に起きたのが悔しいのである。
自分が寝坊したのが悪いわけだが、休日で朝から不機嫌になられては困るときなどは、起きる気配がするととっさに私が寝室の布団にもぐりこんで寝ているふりをしてやる。
息子はまだ私が寝ているのを見て「ナオミチは2番に起きた」とご機嫌になったりするわけだ。過保護だよなぁ。w

チ○チ○は健全な証?2008/07/04 21:38

小さい頃によくあることだが、やたらと汚い言葉を口にして親を困らせたりする。
息子もご多分に漏れず以前から「ウ○チ」「チ○チ○」「オ○ッコ」などの言葉を乱発している。
もう生活の一部のようなもので朝食時もこんな感じ。
私「さあ、ナオミチ、ご飯を食べよう。」
息子「いただきます、チ○チ○」

今日も会社から家に電話したところ、息子が電話に出て、いきなり「チ○チ○、うぎゃー。。」と意味不明の奇声を発していた。

例の秋葉事件の犯人の弟がが某週刊誌に手記を載せている。その中で犯人の家はそうした汚い言葉は一切発しないような厳しい家庭であったとの記載があった。

そういう家庭に比べればウチは健全な家庭かもしれないが、「過ぎたるは及ばざるが如し」だよなぁ。w

夏祭り2008/07/12 21:41

今日は保育園の夏祭り。
今通っている保育園には4月から通い始めたので、初めての夏祭りだ。
金魚すくいや輪投げなどのお店が出たり、紙芝居があったり、盆踊りをしたりとまあ楽しい雰囲気だ。

息子は仲良しのみっちゃんを見つけて楽しそうに遊んでいたが、途中からウチワの取り合いとなった。このウチワは私が持ってきたものなので、息子としてはこれは自分の物だからとみっちゃんに貸そうとしない。みっちゃんはどうしてもそのウチワで遊びたいらしく、ついには息子のほっぺたを鷲づかみ。そこでみっちゃんのお父さんがかなり厳しい拳骨を食らわしてみっちゃんは大泣き。

たわいもない喧嘩なのだが、帰り道で息子に話しかけた。
私「ナオミチ、今日はみっちゃんと喧嘩しちゃったねぇ。」
すると息子の予想外の返答。
息子「けんかなんかしてないよ。遊んでただけだよ。」

あの状況を喧嘩と認識しない息子。
うーん、大物なのか、鈍いのかどちらなのだろう。

ヌマエビ2008/07/15 18:06

昨年の春先からめだかを飼い始めた。
生き物の飼育を通じて命の尊さを教えようという崇高な気持ちもちょっとだけあるが、元々は私自身が生き物好きである。
私が子供の頃は様々な生き物を飼った。蟻、蜘蛛、カエル、金魚、ザリガニ、十姉妹、インコ、ヒヨコ等々。犬や猫を飼わなかった代わりに小さな生き物をよく飼ったものだ。

昨年最初に飼ったのはメダカ、それに小さな金魚が加わった。ところがその金魚があれよあれよという間に成長し、メダカを食べてしまうくらいになってしまった。小さな水槽には似つかわしくない大きさだ。それで近所の池に逃がしてやり、今度はエビを飼うことにした。

ペットショップの店員さんの説明によるとヌマエビという種類のエビで、比較的小さな種類のエビだそうだ。
5匹買ってきたのだが、そのうちの1匹が身重のメスだったようで、お腹に卵をいっぱい抱えている。いつ孵化するのか全く知識が無いので、毎日気になって仕方が無い。「おーい、妊婦さん。」と呼びかけて状態を確認するのが日課になった。

息子も赤ちゃんエビの誕生を楽しみにしているようである。

夏はキャンプだ2008/07/19 23:44

夏はキャンプだ。
だが、混み合ったキャンプ場はいやだ。
そういうわけで昨年同様、学校が夏休みに入る3連休(7/19~21)の直前に2泊(7/17~7/19)でキャンプに行くことにした。
場所も昨年同様、西丹沢のウェルキャンプ場。

キャンプというとテントを張って、自分たちで食事を作ってというイメージだが、怠け者の私には到底できそうにない。ところがこのウェルキャンプ場はそんな人にもキャンプ気分を体験させてくれるありがたいキャンプ場なのだ。

もちろん普通にテントを張ることもできるが、コテージを借りることができ、このコテージには寝具・トイレ・コンロ・冷蔵庫が付いている。バーベキュー場ではコンロ・鉄板のみならず食材まで用意してくれる。そして何と気持ちのよい浴場まであるのだ。
従って、ほとんど手ぶらでキャンプが楽しめてしまう。

そんなキャンプ場に2年連続で泊ったわけだが、今年は友人のYさん一家も二日目に合流。とても楽しいキャンプになった。

Yさん一家の構成は、ご夫婦と小学2年生の長男、M君。M君は息子より4歳年上なので、うちの息子の近未来を見るようで興味深い。近未来とはいっても2人(M君と息子)の体型は対照的。
モデルのようにすらっとしたM君に対し、相撲取りのようにずんぐりとした息子。まさにでこぼこコンビである。4年後の息子がああなるわけもない。しかし、M君のお父さんと私が並んでも同じくでこぼこコンビ。ああ、これは遺伝に他ならないではないか、と少々息子に申し訳なく感じてしまった。
だが、息子よ。そうしたハンデを克服するために努力するチャンスを神は与えてくれたのだ、感謝しなさい。そういうことにしておこう。w

やはり子供が2人いると賑やかで楽しくなる。シャイな息子もM君をお兄ちゃんのように慕って遊んでいた。
M君に驚いたのは、川遊びで縦横無尽に泳ぎまくるその積極性。冷たい水にも果敢にチャレンジしていた。体型はともかくも、近い将来、息子が積極的に川遊びできるようになるといいのだが。

ヌマエビの赤ん坊2008/07/22 23:07

ここ二三日、自宅の水槽で飼っているヌマエビのうちの妊婦エビの姿が見えない。ひょっとして仲間に食われてしまったのか(子持ちのエビは美味しい?)、あるいはもう出産してしまったのか。

水槽をじっと見つめていたところ、小さな小さなエビを発見。体長1mmにも満たないエビの赤ん坊が水底をスタスタと歩いているのである。よく見るとそんなエビの赤ん坊が何匹もいるのだ。

エビの赤ん坊はすごい。姿形も親エビとほとんど変わらず、もう自分で自由に動き回っているのである。親エビは赤ん坊にエサをあげるとかそんなこともしないのだろう。
手がかからなくて楽だよなぁ、という感想に妻も同意。
人間の赤ん坊はにかかる手間暇を考えると羨ましくなっていしまう。

だがよく考えるとエビは育児に手をかけない分、生き残る確率も低いので、一度の何十匹もの子供を産むわけである。隣の芝生は青く見えるものだという。意外とエビの出産もたいへんなのかもしれない。

息子もエビの赤ん坊を興味深げに見ているが、私ほど熱心ではないようである。

伝説の199円2008/07/25 22:47

会社で防災訓練があり今朝は6時20分に家を出たので、夕方はその分早めに会社を出て保育園に息子を迎えに行った。

息子は「ばなな組」だが、16時以降は「たけのこ組」の部屋でいろいろな組の子と一緒に親の迎えを待つことになる。
私が迎えに行くとだいたい息子はパズルをして遊んでいる。一人で遊んでいることが多いので、親としては友達がいないのかとちょっと心配になるが、今日はみっちゃんやりゅう君と一緒にきゃっきゃと走り回っていたので、ちょっと安心した。

帰りに息子と一緒にサイゼリアで夕食をとった。
亀戸に住んでいたときはあまり馴染みのないファミレスだったが、宮前平に引っ越してきてからは頻繁に利用している。
最初に行って驚いたのが価格の安さである。大人用のメニューも安いが特筆すべきはキッズプレート。ハンバーグ、ソーセージ、ポテトフライ、コーンとグリーンピース、フォカッチャ(もちもちしたパン)、ゼリーといった子供が泣いて喜ぶ物がずらりと揃っていて、何と199円!なのだ。何かの間違いではないかと目を疑うばかりの超デフレ価格である。これだけでもすごいのに、3歳までの子供はドリンクバー無料(4歳以上は100円)である。つまり、息子(3歳)は大好物をたらふく食べてジュースも飲み放題で199円というわけである。

この異常なまでの低価格は子供のいる家庭には知れ渡っているようで、私も何人かと話が盛り上がった経験がある。
ところが、今日サイゼリアに行ってキッズメニューを見て愕然。キッズプレートが無くなり、その代わりに登場したのがキッズミルクカレーセット299円である。カレー以外はコーンとゼリーだけである。
メニューを見た息子も少々悲しげである。
まあ、値上げラッシュの今日この頃なので、仕方がないといえよう。

あの199円のキッズプレートは二度と復活することはないと思う。そして、デフレ時代の日本を象徴する伝説として語り継がれることだろう。

猫じゃらし2008/07/26 22:57

息子と一緒に歩いていると懐かしい物や生き物に出会うことができる。そう、大人になって興味を失ってしまった物や生き物だ。
去年久しぶりに再会したのがダンゴ虫で、このブログでも報告した。

最近再会したのが、猫じゃらしだ。
あのブラシのように毛の長い穂の形が独特な雑草である。

保育園からの帰り道、いろいろな所に猫じゃらしが生えている。息子は生えているのを見つけると、「あとでお母さんに生えていたのを教えてあげようね」などと言って、喜んで摘んでいる。
私は古典的な手法で息子をからかう。「ナオミチ、あれは何だろう?」と向こうを指差して息子の注意をそちらにそらしたところで、首を猫じゃらしでくすぐるわけである。
これが予想外に受けて息子は大喜び。

さて、息子は自分もやろうと、「おとさん、あれは何だ?」と向こうを指差す。
私は息子が指差す方向に顔を向け、首筋をくすぐられるなと待っているがいつまで経ってもくすぐられない。
不思議に思って息子を見ると、息子は自分も一緒になって向こうをじっと見詰めていた。

まだ、3歳。人を騙すのには慣れていないようだ。w