初めてのゴルフ2009/05/07 22:15

初めて尽くしの最後はゴルフだ。

息子の名前をゴルフにちなんでつけたほどのゴルフ好きの私。
(息子の名前は直遥「ナオミチ」:ボールを真っ直ぐに遠くまで飛ばせと願いを込めた。)
タイガー・ウッズは3歳からゴルフを始めたと聞くが、4歳の息子はおもちゃのゴルフクラブでプラスチックのボールを打つくらいで、ゴルフを始めたとは言い難い状況である。

そんな息子が今回の北海道旅行で正真正銘のゴルフを経験したのである。正真正銘のゴルフと書いたが、正確に言うと、正真正銘のパークゴルフである。

パークゴルフと聞いてわかる人は少ないと思う。十勝地方(幕別町)で生まれたお年寄り向きのゴルフで、北海道ではかなり普及しているようで、パークゴルフ場の看板を目にすることも珍しくない。
ゴルフというからには、ボールをクラブで打って穴に入れる遊びだ。平均的なホールの距離は40~50mくらいであろうか。ケンダマを一回り大きくしたくらいの大きさのボール(木より硬く、合成樹脂造りか?)をパターとウッドの合いの子のような奇妙な形状のクラブでカツーン、カツーンと打つのである。まあゲートボールとそんなには変わらない雰囲気ではある。
これならばお年寄りでもできるわけで、お年寄りの健康維持にはもってこいというわけなのかもしれない。

最後に泊まった宿の前の公園はパークゴルフ場になっていて、お年寄り達が楽しそうにラウンドしている。
それを見た我が息子、自分もやりたいと言い出した。
ゴルフ場とはいっても公園の一部で出入り自由の状態だし、たいして混んではいないので幼児が遊んでも大丈夫そうである。
ホテルのフロントでクラブとボールを貸してもらい、早速トライしてみたわけだ。

子供用のクラブは見た目よりも重く、普通の4歳児にはちょっとしんどいと思う。しかし、息子は体重20kgの力持ちなので、何とか振り回すことができ、嬉々として初ラウンドである。
空振りも多いがたまにうまく当ると20~30mくらいは飛ぶ。やはり穴に入れるというゲーム性が子供にとっては面白いのだろう。近所の公園でプラスチックボールを打つゴルフにはすぐに飽きてしまう息子がパークゴルフには1時間ほど興じていた。
息子は初めてゴルフをやったと大満足である。

素質には疑問符が付くが、パワーは合格であった。
家族で本当のゴルフができる日はいつのことであろうか。

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