ヴェールボーイ2007/07/07 23:10

引越し前の保育園(江東区亀戸)でお世話になった保母さん、N美先生が結婚することになった。それで、園児のひなちゃんと元園児の息子がお手伝いをすることになった。何をするかというと新郎新婦が式場のチャペルに入場する際に、新婦のウェディングドレスのヴェールの端を持って一緒に入場するというもの。妻からこの話を聞いたとき、ものすごく恥ずかしがりな息子にできるわけないよと感じた。案の定当日ホテルに到着しひなちゃん一家やR子先生に会っても、もじもじして挨拶もできず私にしがみついてきた。時間がたつに従って、ひなちゃんと遊び始めてだいぶリラックスしてきた。

さあいよいよ本番。ガーデンチャペルということでホテルの屋上が舞台だ。てっきり母親(妻)が付き添ってやるものだと思っていたが、係の人は「親御さんは席に着いてください。」という指示。そういうわけで妻と二人でかなり遠くから息子の様子を見守ったわけだ。厳かな雰囲気で新郎新婦、ご両親が入場してきた。そしてその後ろにひなちゃんと息子がヴェールを持ってとことこと歩いている。息子は泣くわけでもなく立ちつくすわけでもなく、きょろきょろとあたりを見回しながらゆっくりと歩いている。そして無事に役目終了となった。

よくよく考えると、ああいう状況って大人はどきどきするけれど、2歳児からすると何をやっているかもわからないわけだから、恥ずかしいとかどきどきするっていう感情は生まれないのかもしれない。まあそうは言わずに息子をほめてやりましょう。「ナオミチくん、えらかったよ。ご苦労さん。」

ところで、花嫁のN美さんの母親はなんと私と同い年だという。うーん、2歳児の父親としては複雑な心境である。

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