オットセイのような君2007/08/08 22:12

義母は「ナオくんは聞き分けがいいわね。」と言ってくれるが、なかなか言うことをきかない息子なのである。

夏の暑さに負けて最近は自動車で息子を保育園に送ることが多いのだが、駐車場まで息子を連れて行くのが一苦労。
私が「保育園に行くぞ」と声をかけても、息子は知らんぷり。絵本を見たり、ブロックをしたり、遊びに夢中である。私は仕方なしに奥の手を出す。そう、お菓子である。でもこのお菓子の使い方が難しい。保育園に行くことを約束させてお菓子をあげても、お菓子を食べ終わると約束を反故にされてしまう。
かといって「駐車場まで行ったらお菓子をやるぞ」と言っても、すぐに欲しいと応じてこない。そこで私はこうすることにしている。まずお菓子を半分だけ息子にあげ、そして「残りの半分は駐車場に着いたらあげる」と宣言するのだ。
こうすると息子はお菓子欲しさに何とか駐車場まで歩いていくのだ。そして駐車場に着くと私はお約束のお菓子(残りの半分)をあげるわけだ。

これって何かに似ている。シーワールドのオットセイショーだ。こんな方法で息子を演じさせる(?)しかないわけだが、これでいいのかとちょっと自嘲気味の今日この頃である。

ウンチの壁2007/08/09 20:20

ウチの息子もオシッコはトイレでする、ということをだいぶ理解してきたので、オシッコをしたくなるとだいたい教えてくれる。そしてトイレでおしっこをする。でもたまに「オシッコしちゃった。」ともらしてしまう。だからほとんどの時間はパンツだけれども、夜寝入ったあとにパンツをおむつ(超ビッグサイズ)に履き替えさせている。こんな状態だから、ウチの息子はおむつは概ね取れたといえるのかもしれない。

ただ、問題はウンチの方だ。本人はウンチもトイレでと理解しているのだが、ウンチはオシッコと勝手が違うのか、トイレ(便座)ではできなかったのだ。だから様子がおかしい(便意を催している)と慌ててパンツの中にパットを挿入したりするが、いつの間にかダイレクトにパンツにウンチということもしばしばだった。

そんな息子が例によって私と早朝から遊んでいるところ「ウンチする」と言い出した。ダメモトでトイレに連れて行き子供用便座に座らせたところ、おしりからもりもりと太い便がでてきたのだ。さすが体重16kgの我が息子。大人顔負けの大便である。「よくやった、えらいぞ、ナオミチ」と声をかける私。息子も嬉しげで、そして誇らしげである。

ついにウンチの壁を破ったわけだ。子育ては毎日がドラマである。w

いちばんかわいいのはだあれ?2007/08/10 22:55

日々成長しているように見える息子。息子は自分をどう思っているのか、そして両親をどう思っているのかいろいろと質問してみた。

私「3人の中で一番怒るのはだあれ?」
息子「おかさん」
私「一番にこにこしているのはだあれ?」
息子「おとさん」
私「一番太っているのだあれ?」
息子「なおみち」
うんうん、なかなかわかっているではないか。

それでは最後の質問。
私「一番かわいいのはだあれ?」
息子「なおみちとおかさん」
偉いぞ、直遥。そばにいたお母さんも大喜びである。w

水遊びに嵌ってます2007/08/12 23:12

暑い日が続いている。ついに我が家のベランダプールも遅ればせながら解禁となった。プールといってもよくあるビニール製のおもちゃみたいなプールである。こんなプールなのに息子が喜ぶこと、喜ぶこと。

午前早めにプール遊びをしたあとで、今度は本物のプール(等々力プール)に行ったのだが、帰ってきてからもベランダのプールで2回も遊んだ。何が面白いのかわからないが、自分から素っ裸になってプールに入っていく。ジョウロで水をまくのがお気に入りのようだ。

次の日に早起き(5時半)をした息子、いつもならパズルやブロックで遊ぶところだが、私に向かって「プール入りたい」と言う。いくらなんでも朝5時半からプールはないよと大人は思うが、子供は欲望の固まり。時間など関係ないのだ。何とかなだめすかして7時半にプール遊び開始となった。

せっかち2007/08/23 23:15

子供の欲望、というかウチの息子の欲望はすごい。何かをやりたくなったり、食べたくなったりすると、もう居ても立ってもいられなくなるようなのだ。ともかくもせっかちなのである。

そんな息子の性癖を甘く見ていた頃はこんな感じだった。
私「今度の土曜日に新幹線を見に連れて行ってやるぞ。」
息子「新幹線?」
私「そうだ、お前が大好きな新幹線だぞ。」
息子「今行きたい。」
私「駄目だよ、今度の土曜日だよ。」
息子「いやだ、今行きたい。」
私「そんなの無理だよ。今日は保育園があるだろ。」
息子「保育園いやだー。ひえーん(泣き声)」

それで最近は多少ぼかして言うことにしている。明日は妻が息子を連れて浜松に行くことになっていので、こう言うのだ。
私「直遥、明日はいいものに乗れるんだよ。」
息子「いいものってなあに?」
私「なんだろうね。楽しみにしていてね。」
息子「ふーん。」
せっかちな息子に真実は明かせないのである。

天気予報2007/08/31 16:16

息子の言語認識能力はどんどんと進歩しており、以前は私がテレビを観ていたりすると、すぐに電車のDVDに変えてくれと要求したものだが、最近はいろいろなテレビ番組を興味深そうに観ていたりする。

天気予報もだいたいわかるようだ。私も息子の情報で今日の天気がわかったりするのだが、ときどきあれっと思うことがある。外は快晴で雲ひとつない天気なのに息子が「今日は雨降るんだよ。」などと私に言ってくるのだ。変だなと天気予報を見てみると雨の予報は沖縄地方だったりする。息子はまだ日本にいろいろな地方があって、場所によって天気が違うなどということはわからないわけなのだ。だから天気予報のお姉さんがちょっとでも「雨」という言葉を口にすると、「今日は雨が降るんだよ。」ということになる。