男のイクジな日々

今日はワナカからウェストコーストに移動である。

ウェストコーストというと明るい語感がするが、ニュージーランド南島のウェストコーストは僻地のような趣である。

峠をいくつも越えたがいつしか雨は土砂降りとなった。
ハーストという町に泊まることにしたが、涼しいというよりは寒いくらい。

この天候での車上生活は厳しい、ということでまたモーテル（Aspiring court Motels）に泊まることになった。
部屋の中には暖房器具が用意されており、早速スイッチを入れた。

車上生活に戻るのはいつのことだろうか。

キャンプ生活５０日を５つに区切って、１０日間毎に各自目標設定することにしている。
息子の最初の１０日間の目標は、なわとび１００回である。

１００回といっても連続して跳べるわけではなく、初日の連続記録は８回、２日目の連続記録は１４回だった。
私は息子に「旅行中に１００回続けて跳べるようになろう！」と話していた。

今日は雨降りだがモーテルの玄関は屋根がついているので、息子は早速なわとびだ。
私は部屋で本を読んでいたが、妻の声が聞こえてきた。
「１０回、２０回、、、、、８０回、９０回」
そして「やった、１００回」という声。

うーん、何度も何度も感じるが何と子供の成長のはやいこと。
もう目標達成だ。「ナオミチ、すごいぞ、えらいぞ！」

しかし、次の瞬間私は言っていた。「よし、次の目標は２００回だ！」