パーティ2008/12/06 21:53

妻の友人宅に3家族が集まった。(大人5人、子供4人)
3家族ともまだ子供がいない頃からの付き合いで、3家族が揃うのは2年ぶりである。
お互い他の家の子供の成長ぶりを見てびっくり。
やはり子供の成長は驚くほど速いのである。

シャイな息子は最初は借りてきた猫状態で黙々と食べまくっていたが、帰る頃になると別人にようにハイになり、親としては恥ずかしいくらいに駆け回っていた。

くびのながーいサンタさん2008/12/08 23:03

そろそろクリスマスの季節である。
そこで息子に聞いてみた。
私「おい、ナオミチ、サンタさんのプレゼントは何がいいんだい?」
息子「かっぱずしのおかねがいい。」
回転すしのかっぱ寿司にはレジの前におもちゃがいろいろと置いてある。
その中におもちゃのお金(硬貨や紙幣)があったのだが、息子はそれが欲しいらしい。
たしか500円くらいのおもちゃで、私としては安上がりのクリスマスプレゼントである。

そして聞いてみた。
私「ところで、サンタさんって本当にいるのかい?」
息子「いるよ。」
息子は何のためらいも無く、さりげなく答える。何故当たり前のことを聞くのだろうという感じだ。
よし、ちょっといじめてやろう。
私「でもお前はサンタさんに会ったことなんてないだろう。サンタさんなんていないんじゃないか。」
息子「でもこのまえはでんわをもらったよ。」
去年のクリスマスに私が靴下に入れておいたおもちゃの携帯電話を今でも覚えているようだ。
私「サンタさんは煙突から入ってくるけど、うちには煙突なんかないだろう。」
このあたりから息子も気合いが入ってきた。
息子「サンタさんはげんかんからはいってきたんだよ。」
私「でもいつも鍵をかけて寝てるだろう。入れっこないよ。」
息子「サンタさんはみんなのおうちのかぎをもっているんだ。」
私もしつこい。
私「ふーん、でもお前は会ったわけではないんだろ。」
息子「ぼくはあったよ。」
私「えっ、サンタさんてどんな人なんだい。」
息子「くびがながーいんだ、それにかおもながいんだ。」
私「えっ、それじゃキリンさんみたいじゃないか。」
私、息子「キリンみたいなサンタさんだね、はっはっは、、、」

こんな具合で会話は終わった。
この年頃の子供は皆そうなのだろうが、うちの息子も興奮してくるとあることないこと言い始めるのだ。
今年のクリスマスはサンタの帽子でも被って夜中に驚かそうか、などと考えている。

ねずみのよめいりオペレッタ2008/12/10 22:06

保育園で「劇場ごっこ」というイベントがあった。
要は学芸会で、3歳児以降の3クラスの園児が歌や劇を披露するものだ。

息子は3歳児クラス(ばなな組)で演目は「ねずみのよめいりオペレッタ」である。
簡単なミュージカルのようなもので、ストーリーは以下のとおり。
①ねずみの青年(ねずお)はねずみの娘(ねずこ)に恋をして結婚を申し込む。
②ねずこに「世界で一番強い人が好き」と言われてふられてしまう。
③太陽が登場して、自分をアピールする。
④雲が登場し、太陽を隠してしまい自分をアピールする。
⑤風が登場し、雲を吹き飛ばし自分をアピールする。
⑥壁が登場し、風に負けない自分をアピールする。
⑦ねずおが再度登場し、壁をかじって追い出してしまう。
⑧ねずこはねずおを認め結婚する。

配役は6つ(ねずこ、ねずお、太陽、雲、風、壁)なので、それぞれの役を4人が同時に演じ、全員の園児が登場するというわけである。
息子の役はねずお。自分でこの役を希望したとのことだが、出番も多く重要な役どころである。

オペレッタが始まり程なく息子が他の3人のねずお(たけ君、こてつ君、ゆうくん)と共に登場。
一応音楽に合わせて踊っている。ただ、4人のねずおの視線が同じ方向を向いている。そう、舞台のはじっこで先生が踊っておりそれを見て真似をしているわけだ。

息子(ねずお)の見せ場は、ねずこに結婚を断られがっかりしてうつむいてとぼとぼと歩くシーン。
音楽の効果(気持ちが暗くなるような陰鬱な音楽)もありけっこう観客に受けていた。

昨年の1月に以前通っていた保育園の音楽会のようなものがあったが、そのときはぼけっとしているだけで演奏とは呼べない代物だった。それに比べ今回は演技らしきものをしているのだから、かなりの成長振りである。
親としては感慨深いものがある。こんな幼児に劇らしくものをさせる先生方の尽力には頭が下がるばかりである。

ところで意味をわかって演じているのだろうか。
息子にねずこに結婚を断られたシーンの意味を聞いてみた。
私「なんであんなにがっかりしたんだい。」
息子「わかんない。」

単に先生に言われて下を向いて歩いただけのようだ。
まだ4歳になったばかりだから仕方ないよなぁ。(笑)

サンタさんからの手紙2008/12/21 20:49

相変わらずなかなか言うことを聞かない我が息子、何かよい手は無いかと思っていたところ、アニメのちびまる子ちゃんでうまい手を見つけた。
部屋の片付けをしないまる子を見かねた母親が、サンタさんからの手紙を偽造して、まる子が片付けをするように仕向けるというストーリーである。

最近ひらがなを読めるようになった息子にはうってつけの手である。
早速サンタさんからの手紙を偽造してドアに挟んでおき、「あれはなんだ?」と息子に声をかけた。
息子は怪訝そうに手紙を手にとるが、「さんたさんからのてがみ」と書いてあるので大喜びである。

「かたづけをきちんとしよう、しないとぷれぜんとをあげないよ」と書いてある。
これが効果てきめん、息子は人が変わったように、後片付けをきちんとしたのである。
これは利用しない手はないと、3日連続でサンタさんからの手紙を届けたのである。
とらんぷでまけてもないてはだめだとか、おとうさんおかあさんのいうことをよくきこうとか、ここぞとばかりに息子に要望したわけだ。

段々と効果は薄くなってきたような気もするが、概ねサンタ効果は続いている。(笑)

サンタがうちにやってきた?2008/12/24 21:10

今日はクリスマスイブ。

あれだけサンタからの手紙を送りつけた以上、サンタが当日行かないわけにはいかないということで、通販でサンタの衣装を購入した。

夜11時。いよいよ決行である。真っ赤なサンタ服を着て、大きな白い袋を背負って、妻と息子が寝ている寝室に入る。
そして、すやすやと寝入っている息子に声をかける。
サンタ(私)「なおみちくーん、サンタが来たよ。」
息子「。。。。。」
サンタ(私)「おーい、サンタがやってきたよぉ。」
息子「。。。。。」
こんなやりとりを2~3分続けたが、息子は何の反応も起こさない。
意地でも起こしてやろうと息子を揺り動かすが、起きる兆しはなく、ついには泣き出しそうになった。
そこで私もあきらめた。所詮4歳児などこんなものである。

翌朝息子は起きると枕元に置いてあるプレゼント(雪遊び用の黄色いそり)を見て大喜びである。
今度サンタさんが来たときはきちんと起きなければ駄目だよ、と声をかけた私であった。