神風タクシー2010/08/21 23:09

バンコクからホアヒンに行くときはバスを使うのが一般的だ。
3時間くらいかかるがバス代は格安(せいぜい数百円)だが、バスターミナルに行くのが子連れには面倒なので、前回からはタクシーを利用している。
インターネットのおかげで事前に現地の会社を通じて手配しておくことができる。

ホテルに11時に迎えにきてくれる約束だが、11時になっても一向に来る気配がない。タイは何かにつけおおらか(言い換えると、いい加減)な社会なので、ちょっと不安になってきた。
10分たったところで手配をお願いした会社に電話して確認してもらったところ、ホテルに向かった車がエンジントラブルで別の車を向かわせたのでもうしばらく待ってほしいとのことだった。
そんなに都合がよくエンジントラブルなど起きるわけもないので、手配違いだったことが想像される。

まあ急ぐ旅でもないのでのんびりと待っていたら、15分ほどして車がやってきた。(タクシーとはいうが、普通の乗用車である。)

ようやく出発。
しかし、この運ちゃんはかなりの飛ばし屋だ。
軽く130kmを超え150kmくらい出してしまう。しかも車間距離をあまりとらず、車間5mなどということも珍しくない。
日本でも猛スピードを出しながら車線変更を駆使して車間を縫うように走る車がたまにいて、「何を考えているのだろうか。阿呆なやつだな。」
などと感じていたが、そんな車に自分が乗ってしまったわけである。

でもタイのタクシーの運ちゃんの運転を総じてこんなもんなので、かなり以前から免疫が出来ている。
こんな神風タクシーで2時間ほどで目的地に到着である。
今回はホアヒンに行く前に隣町のチャーム(ホアヒンの手前20kmくらい)に滞在予定である。

息子はというと昨夜の睡眠不測を補うべく、爆睡状態であった。

混んでる、混んでる2010/08/21 23:20

インターネットのおかげでホテルの予約が格段に便利になった。
私は以前から個人旅行派(旅行会社を通さない旅行が好きなのだ)だ。
インターネットの無い時代の海外のホテル予約の手段としては、日本のホテル予約代行会社(アップルホテルズとかJHCとか)のホテルリストから選ぶか、ガイドブックに載っているホテルに電話(FAX)するかだった。
それが今はホテル予約代行会社のホームページから世界中のホテルが簡単に予約できてしまう。空き部屋の有無も即時にわかるし、ホテル代行会社の料金を比較することも簡単だ。(会社間でかなり違うようだ。)

こうしたホテル予約事情は子育てのために旅を中断していた3年ほどでかなり進化、発展していた。

今回チャームで予約したホテルもこうして予約したものだが、とても安い。3人(大人2人、子供1人)朝食込みで1泊7000円!
空港近くの安宿と違って、チャームのホテルは一応マリオット(カントリーヤード・マリオット・ホアヒン・イン・チャームビーチ)なので、かなりお得だと思う。ホアヒンのヒルトンほどの高級感はないが、それなりの雰囲気だし、設備も十分に整っている。(ジム、子供の遊び場、スライダーのあるプール等)

しかし、到着してみてびっくり。とても混んでいるのだ。
駐車場には観光バスのような大型バスも泊まっており、ほぼ満杯状態。
プールのスライダーも行列状態である。(行列とはいってもせいぜい7~8人だが)
(翌朝の朝食用レストランもすごい混雑で、まるで日本のホテルのようだった。)

何故にこんなに混んでいるのであろうか、穴場狙いで来たつもりの私としては大誤算である。

一方、息子は混雑していようがいまいが、スラーダーのあるプールに大満足であった。