男の本能その22009/07/07 22:00

妻が夕方テレビで「痴漢冤罪1000日」なる特集番組を見たそうだ。
弁護側は裁判官に痴漢をやっていないという心証を持ってもらうために、そういう体勢でお尻を触るのは物理的に難しいとかそんな生々しい主張をするそうで、妻はついついその番組に見入ったわけだ。

そして息子も当然ながら妻とその番組をじっと見ていた。そして、番組が終わったあと妻にずいぶんとしつこく質問したそうな。
内容はというと「なんでその男の人は女の人のお尻をさわったの?」

妻は妻なりの説明をしたのだが、息子は納得しない。
ということで、私にバトンタッチ。

私「おい、ナオミチ。お前はこのまえ●●ちゃんのパンツを覗いただろ。」
息子「うん、、、」
私「パンツを見たいくらいだから、●●ちゃんのお尻だってさわりたいだろ。」
息子「さわりたくない。」
私「えっ、そんなことないだろ。お尻をさわりたいはずだよ。」
息子「ぼくはさわりたくない。」

息子は頑なに否定するのである。
それが本当の気持ちなのか、嘘なのかはわからない。
息子は●●ちゃんのパンツを覗いて●●ちゃんに抗議?されたのがトラウマになっているようで、それ以来、パンツなんて見たくないとストイックな男の子になってしまったのだ。

最後にこう言うしかなかった。
私「ナオミチ、お前も大きくなったらお尻をさわりたくなるんだよ。」
息子はあまり納得していないようだが、それが男の本能である。

ならいごと2009/07/24 23:11

息子が近くのスポーツクラブの「夏休み幼児短期水泳教室」に通うことになった。
7月24日から4日連続の教室である。

プール大好きの息子なので、この水泳教室も楽しみにしているように見えた。
ところが前日(23日)の夜、私が21時頃帰宅すると、パジャマ姿の息子が半べそをかきながら「おとさん、明日プールに行かなくていいですか?」と聞いてきた。
どうやら初めてのならいごとに怖気づいたようである。
超恥ずかしがり屋の息子が水泳教室に参加する気になったのを不思議に思っていた私なので、予想通りの展開ではあった。

妻はぶち切れて息子を叱りとばしたらしく、息子としては頼るのは私しかないと思っているようだ。
私も最初のうちは優しくなだめていたが、女々しい息子に最後は半ば切れてしまい、「もうお前なんかプールに行かなくてもいい。その代わりもう絶対に遊んでやらないぞ。」と脅しまがいの説得になってしまった。

当日は夫婦で何とか息子をスポーツクラブに連れて行き、着替えもさせて、あとは教室開始を待つばかり。
息子は不安げに私の手を握っている。
水泳のインストラクターが「かめチームの子供たちは並んでください。」と声をかけてきた。どうなることかと心配したが、予想外に息子はすたすたと子供の列に並んだのだ。そして、こちらを振り向くこともなくプールに向かう階段を下りていった。

子供たちの様子はガラス越しに見下ろすことができるのだが、息子はインストラクターの指示に従って、準備体操をし、そしてプールに入って足をばたばたとさせている。とても楽しげである。

ひょっとしたら泣いてしまって途中退場となるのではないかと危惧していたのだが、全くの杞憂だった。

最近は息子のあまりの恥ずかしがりぶりに「こいつは将来果たしてきちんと社会生活を送れるのだろうか。」と真面目に心配していた。
インストラクターの指示に従い楽しげにプールで泳ぐ(?)息子を見て、これなら大丈夫と胸をなでおろす私であった。

キャンプは楽し2009/07/25 22:26

昨年に続き今年もYさん一家(父、母、息子)と西丹沢のキャンプ場に1泊で遊びに行った。

キャンプとはいっても、トイレ・寝具付きのコテージに泊まるので、いわゆるキャンプ用品は一切不要の手軽なキャンプである。

息子は相変わらずYさん一家に挨拶もできない恥ずかしぶりであったが、ほどなく緊張も解け、異常なほどの興奮ぶり。

Yさんの息子のM君は小学校3年生なので、息子とは4歳違い。4歳も離れているとあまり一緒に遊ばないかと思っていたが、面倒見のよいM君のおかげもあって、仲の良い兄弟のような2人であった。
いや、体型があまりに違うので兄弟には見えないなぁ。(笑)