波乱の運動会2010/10/16 21:29

先週は雨で流れた運動会だが、今日は良い天気。
息子の保育園最後の運動会だ。

今通っている保育園には息子が3歳のときに移ってきたのだが、当時は年長の組の子供達がやけにしっかりして見えたように記憶している。
息子はもう最年長となったわけで、本当に月日がたつのは早いものだ。

運動会でいつも感じるのだが、子供達の成長度合いや個性は様々である。
同じクラスの子供達は送り迎えのときによく会っているので、だいたいの特徴は把握しているのだが、運動会で意外な発見があって面白い。(大人しそうに見えていた女の子が実は運動神経抜群だったり。。)

ウチの息子についてもこれまでにない雰囲気を感じた。
家ではふざけているばかりの息子が引き締まった表情で各競技に取組んでいる。
驚いたのは竹馬のとき。
慎重に歩を進め20mほどの距離を落馬することなく完歩した。
うまくできずに泣きじゃくる子供もいる中で、親バカかもしれないが、息子は本番に強いタイプのように感じた。
(笑)

保育園の運動会なんて単なるお遊戯会のようだと馬鹿にしたものでもなく、毎年いろいろなドラマがある。
今年は年長組の紅白リレーで波乱のドラマが待っていた。

波乱その1:赤組の先頭走者のK君が途中で走るのをやめてしまった。想像するに追い抜かれたのが悔しかったのだろう、ふてくされて最後にはバトンを放り投げてしまったのだ。これで赤組が1周以上の大差を付けられてしまった。

波乱その2:こうして勝負に対する興味をそがれてしまったが、今度は白組のNちゃんがやってくれた。バトンを受け取ったがトラックを走らずにトラックの中(フィールド)を走ってしまい、トラックの半分以上を近道
してしまったのだ。
まあまだ5歳だから無理からぬ面もあるが、そのとき担任のK先生が笛をピピーと吹いた。競技は中断である。
なんだ、なんだと場内はざわめく。
泣き出すNちゃん。誰にも間違いはあるのよとなだめるK先生。

そして紅白リレーは最初からやり直し。
赤組のK君はもう走らなかったが、今度は白熱したレースとなり、赤組アンカーのT君が白組アンカーのR君を追い抜いて赤組勝利となった。

走るって面白いと再認識させてくれる運動会だった。