懲りない男2006/07/10 22:39

前回(7月6日)書いたように息子は電話機をいじくりまわすのが大好きである。電話機横の収納棚(高さ1メートルくらい)によじ登って遊んでいるので、いつもヒヤヒヤして見ていたが、ついに転落事故を起こしてしまった。 私は夕飯を終えて新聞を読んでいたが、ふと息子のほうを見ると、収納棚の上でちょっと不自然に前かがみになり、転落寸前の状態。私と息子の距離は1メートル少々。私は咄嗟に体を投げ出し収納棚の下に手を差し入れようとしたが、間に合わずに息子はおでこから床に激突。14kgの物体が落下したのだからそれなりの衝撃で、勢い余って逆立ちしたような格好で、首が背中側に湾曲し、そして体が床に弾んだ。ちょっと嫌な感じだ。当然ながら息子はぎゃーっと大泣きしている。以前椅子から転落したときは口から血を流したが、今回は口の中は大丈夫。おでこにちょっと擦り傷ができたが出血するようなひどいものではない。床がじゅうたんだったおかげで衝撃がだいぶ和らいだおかげのようだ。

息子は5分程で泣き止んだあときょとんとしている。大人だったら骨折しかねないような首の曲がり方だったが、赤ん坊の体の柔軟さでカバーしたようである。 息子としては痛い、というよりもびっくりしたのだろう。しばらくすると息子がまた収納棚によじ登り、電話機をいじり始めた。あんな惨事からまだ30分とたっていないのに。

また落ちそうで危なっかしい。 息子の学習能力の無さを嘆くべきか、あるいは失敗にめげないチャレンジ精神を讃えるべきか。 うん、たくましいと褒めておくことにしようw