男のイクジな日々

ワイトモケーブからロトルアを経由して東海岸に向かった。

途中の町でぶらぶらしながら午後４時過ぎにキャンプ場（Ohope Top10 Holiday Park）に到着。

キャンプ生活の疲れをとるべく３日前にネットでキャンプ場内の部屋（モーテル）を予約しておいた。
今日から３泊はトイレもシャワーも外に出て行くことなく利用することができる。私の分担の皿洗いだってそうだ。
自分の家に住んでいれば当たり前のことがとてもとてもありがたいのである。

キャンプ場の受付に行き予約番号を告げたところ、受付の姉ちゃんが怪訝な顔をして何かを言っている。
全然聞き取れないのだが、不安が脳裏を横切った。
予約番号を告げて怪訝な顔をされるということは、つまり予約が無いということだ。
何度か聞き返したところ、やはり私の予約番号で予約されていないし、私の名前の宿泊予定者はいないという。

こちらは確かにネットで予約をして予約番号も持っていると主張するが、言葉も満足に話せないアジア人に対し、受付の姉ちゃんは「どうせアンタの勘違いでしょ。」みたいな態度である。
ゲゲゲのゲ、さあどうする？

私はかなりのショックだったが、実は万一に備えてネットで予約したときの受付画面をパソコンに保存しておいたのだ。
自分のパソコンを起動してその画面を見せたところ、キャンプ場側もようやく真剣に対応し始めた。
そして、責任者らしい女性（Justineさん）が出てきた。

Justineさん「あなたの予約は本部からメールが届いていないの。あなたはいつ予約をしたの？」
私「３日前にネットで予約をしました。」
Justineさん「今日の予約は数週間前から満室（full）になっているのよ。」
私「どのタイプの部屋も全然ないのですか？」
Justineさん「そう、１室もないわ。」
私「しかし、この画面には"Reservation Confirmed"」と表示されていますよね。」
Justineさん「たしかにそうね。不思議だわ。」
私「何かのシステムエラーなんでしょうか？」
Justineさん「私にはわからないわ。本部に確認の電話をしてみるわ。」

Justineさんは受話器をとって電話をしたが、少し話して受話器を置いた。
Justineさん「本部の担当者は１７時を過ぎたので帰ってしまったわ。」
私「ううううう。。。」
Justineさん「明日の朝もう一度確認してみるから今日はキャンプサイトに泊まってもらえるかしら。もちろん無料（free）でいいから。」

ということで楽しみにしていたモーテル泊まりは夢と消え、車上生活に戻ることになった。
キャンプ生活も４０日を超え、私も妻も車上生活にはそろそろうんざりしている。
あまり会話のない夕食。

さあ、明日はどうなることだろうか。。。